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尾﨑士郎短篇集(岩波文庫 31-204-1)

尾﨑 士郎, 紅野 謙介  著

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価格 \1,100(税込)         
発行年月 2016年04月
出版社/提供元
岩波書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 493p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784003120415
商品コード 1020181020
NDC分類 913.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2016年06月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020181020

著者紹介

尾﨑 士郎(著者):尾﨑士郎(1898~1964年)
小説家.愛知県幡豆郡(現西尾市)生まれ.早稲田大学政治科に入学するが,社会主義運動に挺身.堺利彦,大杉栄等とともに警保局の「特別要察人」に指定,尾行監視,検束を繰り返す.大学を除籍.石橋湛山主筆の「東洋経済新報」退社後.大逆事件真相解明のため売文社に入社.同社の高畠素之を追って国家社会主義に身を投じる.1921年に懸賞小説「獄中より」が入選,小説家として独立.1933年から「都新聞」に早大生青成瓢吉の人生遍歴を描いた『人生劇場』を連載し,大ベストセラーとなる.1941年,大政翼賛会中央協力会議員に選出される.陸軍宣伝班員としてフィリッピンに1年間,派遣される.1948年5月,政治的発言・行動禁止の追放令を受ける(1950年9月まで).1950年,横綱審議委員会委員に就任.他に『石田三成』『篝火』『秋風と母』『大逆事件』『天皇機関説』『青春紀聞』『醉中放談』『醉中一家言』など.文壇きっての酒豪,相撲好きとしても著名であった.

内容

「大逆事件」を取り上げた小説、戦時下の従軍文学、内省的な抒情小説、哀感と情熱溢れる自伝的作品から、多彩な尾﨑文学の真価を示す短篇小説16作を精選する。尾﨑俵士による解説、略年譜も収録。