心霊スポット考~現代における怪異譚の実態~
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,300(税込)
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発行年月 |
2023年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
308p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/民話・伝説 |
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ISBN |
9784908028854 |
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商品コード |
1036254820 |
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NDC分類 |
388.1 |
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基本件名 |
怪談 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2023/07/15 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036254820 |
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著者紹介
及川祥平(著者):1983年、北海道生まれ。成城大学文芸学部准教授。博士(文学)。専門は民俗学。主な著作に『偉人崇拝の民俗学』(勉誠出版、2017年)、『民俗学の思考法』(共編著、慶應義塾大学出版会、2021年)、論文に「『害』という視座からの民俗学」(『現在学研究』9、2022年)、「害虫と生活変化」(『民俗学研究所紀要』45、2021年)、「『人生儀礼』考」(『成城文藝』254、2020年)ほか多数。
内容
「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化
「心霊スポット」という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、「神奈川ジェイソン村」「新潟ホワイトハウス」「八王子首なし地蔵」など、「恐るべき出来事」が語られる空間=訪れる場所としての「心霊スポット」は、インターネットの普及とともに隆盛を極めていく。本書では、「心霊スポット」という「語り」が成り立つ前史を概観し、テレビやネットで展開される実態を調査する。また、「将門塚」や「八王子城跡」など現代でも語りつがれる「心霊スポット」を検証する。