探検家の日々本本(幻冬舎文庫 か-47-1)
角幡 唯介 著
内容
目次
日々本本1 小説篇1(三大北壁と子供と母と男と女-金原ひとみ『マザーズ』を読む 就活とフェイスブックに見る現代の優しさ-伊藤計劃『ハーモニー』を読む 表現者の宿業-サマセット・モーム『月と六ペンス』を読む 同一状況下における状況と状況のすれ違い-中島京子『小さいおうち』を読む) 日々本本2 ノンフィクション海外篇(お願い!サードマン-ジョン・ガイガー『奇跡の生還へ導く人』を読む 山のジャンル化、マニュアル化-ジョン・クラカワー『空へ』を読む はるか遠くの大いなる孤独のなか-ジョーゼフ・キャンベル、ビル・モイヤーズ『神話の力』を読む 私が探検家を名乗るわけ-ショーン・エリス、ペニー・ジューノ『狼の群れと暮らした男』を読む) 日々本本3 ノンフィクション国内篇(旅に向かわせた一冊-高野秀行『西南シルクロードは密林に消える』を読む 恥ずべき原点-金子民雄『東ヒマラヤ探検史』を読む 予断について-私的ノンフィクション考1 増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』を読む 超人ウエムラの秘密-植村直己『北極圏一万二千キロ』を読む 事実を捕まえる-私的ノンフィクション考2 井田真木子『同性愛者たち』(『井田真木子著作撰集』)を読む) 日々本本4 小説篇2(雨の西落合付近-町田康『告白』を読む 六道輪廻をゆく-辻邦生『西行花伝』を読む 神なき土地へ-コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』を読む)