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ジェンダーは超えられるか~新しい文学批評に向けて~ 

武田 悠一  著

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価格 \2,750(税込)         
発行年月 2000年04月
出版社/提供元
彩流社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 297p
大きさ 19
ジャンル 和書/人文科学/文学/文学史
ISBN 9784882026396
商品コード 0100035332
NDC分類 902.09
基本件名 文学
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0100035332

内容

 〈社会的・文化的〉性差という新しい概念は文学の読みに変容をもたらしたのか? 文学作品・映画批評を通してその可能性を探る「フェニミズム研究会」会員による批評集。 

 収録内容
  ジェンダーを読みなおす 武田悠一
  幻想の少女—「赤毛のアン」 角田信恵
  D・H・ロレンスと世紀末の性幻想 加藤洋介
  母の呪縛—『黙秘』における母性と語り 平林美都子
  〈まなざし〉の異性愛—ヒッチコックの「めまい」 武田悠一
  スピヴァクの「サバルタンは語ることもできる」 鵜殿えりか
  異装のジェンダー—『十二夜』を読む 石塚倫子
  クロサワ・アキラの異装性—ジェンダーで読む戦後日米関係 岩田和男
  ポリティカル・ボディとしての「M・バタフライ」 武田美保子
  身体をして語らしめよ—レスビアン言語 平林美都子
  義務としての結婚—オスカー・ワイルドの犯罪 角田信恵
  郷愁のレズビアニズム—「孤独の井戸」トライアングル 武田美保子