公共性(思考のフロンティア)
齋藤 純一 著
内容
目次
はじめに Ⅰ 公共性──その理念/現実 第 1 章 「公共性」の位置 1 「公共性」をめぐる近年の言説 2 公共性と共同体 第 2 章 公共性と排除 1 公共性へのアクセス 2 対抗的公共圏と孤独 Ⅱ 公共性の再定義 第 1 章 市民社会と公共性 1 啓蒙゠公共性のプロジェクト 2 市民的公共性 3 合意形成の空間 第 2 章 複数性と公共性 1 現われの空間 2 共通世界と意見の交換 3 社会的なものへの批判の陥穽 第 3 章 生命の保障をめぐる公共性 1 ニーズを解釈する政治 2 公共的価値と社会国家 3 社会国家の変容 4 社会的連帯の再生をめぐって 第 4 章 親密圏/公共圏 1 親密圏の発現 2 親密圏と公共圏・家族 3 親密圏の政治的ポテンシャル 終章 自己と公共性──生/生命の複数の位相と公共性の複数の次元 Ⅲ 基本文献案内 あとがき