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新編日本古典文学全集<82> 近世随想集

鈴木 淳, 小高 道子  著

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価格 \4,693(税込)         
発行年月 2000年05月
出版社/提供元
小学館
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 510p
大きさ 23
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784096580820
商品コード 0100050477
NDC分類 918
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0100050477

内容

江戸知識人の教養と、軽妙洒脱な美的センスの結晶四作品を収録。

江戸時代は長い戦乱の世が終わって、太平の世の中となり、その結果、様々な文芸ジャンルが一斉に花開いた時期です。中でも、日本の古典を研究する学問、国学も多様な形式を採りながら、深化、発展しました。ここに収録しました『貞徳翁の記』は松永貞徳が細川幽斎のもとで学んだことを記録したものです。『紫の一本』は二人の隠者が、江戸中を巡り歩き、古典を題材に軽妙洒脱にやり取りをします。『排櫨小船(あしわけぶね)』は若き日の本居宣長が、自らの和歌観を率直に吐露したのもで、宣長学の出発点を示す処女作として貴重であり、のちの宣長歌学全体を示唆する作品です。『しりうごと』は、いわゆる学者評判記で、学者仲間の内幕を暴露し合う、悪口、陰口のオンパレードです。