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ハンナ・アーレントとフェミニズム~フェミニストはアーレントをどう理解したか~ 

ボニー・ホーニッグ  著

岡野 八代, 志水 紀代子  翻訳
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価格 \3,520(税込)         
発行年月 2001年06月
出版社/提供元
未来社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 285p
大きさ 21
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論
ISBN 9784624011574
商品コード 0101052422
NDC分類 311.234
基本件名 婦人問題
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0101052422

内容

アーレントは、フェミニスト理論にとっていったいいかなる今日性/関連性を持ち得ているのだろうか。ホーニッグ、ディーツ、ピトキン、ベンハビブ、カプラン、ディッシュら気鋭のフェミニストが「フェミニズムにおけるアーレント問題」に焦点を当て、身体、セクシュアリティ、アイデンティティ、欲望、差異、そして政治そのものに必要な諸条件を再考しようとする、刺激的な論集。

目次


日本の読者のみなさんへ                 ボニー・ホーニッグ

日本語版序文                      ボニー・ホーニッグ

第1章 フェミニストによるハンナ・アーレント理解
                          メアリー・G・ディーツ

  ハンナ・アーレントのジェンダー化
  男根中心的なアーレント
  女性中心的なアーレント
  ジェンダーの二項対立の図式を克服すること
  アーレントの政治を(脱)ジェンダー化すること
  実存的に語ること

第2章 画一主義(コンフォーミズム)、家政、そしてブラッブの襲撃
     ──ハンナ・アーレントにおける社会的なるものという概念の起源
                       ハンナ・フェニケル・ピトキン

  『人間の条件』における社会的なるものの概念
  『ラーエル・ファルンハーゲン』における『社会』
  社会的なるものの伝記における起源
  ニューヨーク論文における「社会」
  結論:母であるブラッブ

第3章 パーリアと彼女の影
     ──ハンナ・アーレントによるラーエル・ファルンハーゲンの伝記
              ィッシュ

 本訳書について(岡野八代)
 あとがきにかえて(志水紀代子)
 人名索引

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