蔵持　不三也編, 永沢　峻編, 松枝　到編 　著

著者紹介

内容

目次

はじめに　（前田耕作）まえがき　（松枝到）表象論１——コルシカ島の「ムーア人の顔」をめぐって　（蔵持不三也）ザルモクシスから卑弥呼へ　（松枝到）ガンダーラの仏塔四柱の象徴的意味　（田辺勝美）ビザンティン美術における異教古代モティーフの変容をめぐる試論——〈踊る乙女）の図像モティーフを手がかりとして　（永澤峻）『神話学小事典』の構想　（松村一男）イブン・アル・ハイサム著“光に関する論攷”抄訳　（甲子雅代）泉とアレゴリー——ローマの亀の泉をめぐって　（竹山博英）ガンダーラの「大構図」について——モティーフによる解釈　（前田たつひこ）ミトラ・ヴァルナの末裔——中国大足北山石窟魔利支天像の図像分析をめぐって　（北進一）兄殺しの絨毯歌（コーント）を広げる試み——ブラーフイ族の叙事詩とその文様をとく　（村山和之）揺銭樹を支える羊——「スキタイの子羊」への射程　（杉原たく哉）ガヴァシュとは誰か？南フランスの「奴ら」の系譜——「ガヴァシュ」呼称の検討を中心として　（出口雅敏）ヤヌスの葛藤——南ケルテン地方スロヴェニア系少数派集団の、言語をめぐる〈声〉　（嶋内博愛）編者あとがき——耕作曼荼羅に寄せて　（編者一同）