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映画の文法~日本映画のショット分析~ 

今泉 容子  著

 絶版
   
価格 \3,080(税込)         
発行年月 2004年02月
出版社/提供元
彩流社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 359,31p
大きさ 19
ジャンル 和書/人文科学/芸術/映像
ISBN 9784882028703
商品コード 0104009931
NDC分類 778.4
基本件名 映画-製作・演出
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0104009931

著者紹介

今泉 容子(著者):名古屋生まれ。アメリカのイエール大学より博士号取得。名古屋大学助教授を経て、現在、筑波大学助教授。著書に「ブレイク修正される女」など。

内容

映像文法用語の解説と名作日本映画の具体的分析を通して映画の“読み方”をわかりやすく説く入門書。! 
ストーリー神話を破る ──「映画で大切なのはストーリーだろうか、構成だろうか。これは、映画をどう読むかという基本的な態度にかかわる。よい映画を見たという友人に「どんな映画だった?」と尋ねると、きまって映画のストーリーを手短に紹介するだろう。ストーリー神話は根づよい。確かに、ストーリーも大切にはちがいないが、映画を構成する諸項目を分析する方法を身につけると、これまで映画のなかで見えなかったものが見えてくるし、聞こえなかったものが聞こえてくる。つまり、映画の構成を一目瞭然にしてくれるような文法を把握すると、それまでの自分が見たり聞いたりしていたものとは異なったものが、映画のなかに見えてくるのである。(「映画の読みかた」より)