HOW TO分子シミュレーション~分子動力学法、モンテカルロ法、ブラウン動力学法、散逸粒子動力学法~
発行年月 |
2004年12月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
170p |
---|
大きさ |
26 |
---|
|
ジャンル |
和書 |
---|
|
|
ISBN |
9784320034372 |
---|
|
商品コード |
0104107635 |
---|
NDC分類 |
431.1 |
---|
基本件名 |
分子構造 |
---|
|
|
|
|
|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0104107635 |
---|
内容
本書は実際にシミュレーションを行いながら、分子シミュレーション法およびミクロ・シミュレーション法を理解するように構成された実践型の教科書・参考書である.分子動力学法、モンテカルロ法、ブラウン動力学法、散逸粒子動力学法の四つの分子ミクロ・シミュレーション法に焦点を当てて、まず、本質的に重要なそれらの理論的背景を、できるだけ煩雑な数式の誘導なしに説明している.実際のシミュレーションを行うに際して必要な、分子・粒子の初期状態の設定法や境界条件などの技法面も説明している.次に、実際にシミュレーションを行って、分子ミクロ・シミュレーション法を理解するために、例題物理現象を設定して、それらをシミュレーションで検討するための一通りの解析手順を示している.一通りの解析を行った後に、シミュレーションを実行するに際して必要となる設定値を示し、それから結果の提示とその考察を行っている.最後に、用いたシミュレーション・プログラムを示し、その理解を容易にするために、解説の記述をプログラム上に付加している.各課題に1個、合計6個のサンプル・プログラムを示したが、その半分はFORTRAN言語で、残り半分はC言語で書かれており、読者の教育背景の相違に配慮した.付録には、FORTRAN言語とC言語の文法面を、科学技術計算用のプログラムを作成する観点から、重要な文法を中心に、理解しづらい点にも言及して説明している.プログラミング言語を履修していない学生も、別なプログラミング言語の本を時間を掛けて読む労力を避けるよう配慮した.