法(思考のフロンティア)
守中 高明 著
内容
目次
はじめに Ⅰ 法はいかにあるか,法は何をしているか──法・暴力・神話── 1 法とその「根拠」──ハート,ルーマン,デリダ── 2 法と暴力──ベンヤミンは今日── Ⅱ 法と倫理のあいだ 第 1 章 「市民的不服従」の思考 1 原‐形象としてのアンティゴネー 2 象徴への抵抗,有事への抵抗──「国民」か「市民」か── 第 2 章 歓待の掟──他性・言語・公共空間 1 他性と応答 2 難民の問い,世界市民の問い 第 3 章 死刑を問う 1 死刑廃止論の系譜──ベッカリーア,サド,ユゴー,カミュ── 2 主権の問い,赦しの問い──カントからデリダへ── Ⅲ 基本文献案内 あとがき