KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



君あり、故に我あり~依存の宣言~(講談社学術文庫) 

サティシュ・クマ-ル  著

尾関 修, 尾関 沢人  翻訳
在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 2週間 
価格 \1,386(税込)         
発行年月 2005年04月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 344p
大きさ 15
ジャンル 和書
ISBN 9784061597068
商品コード 0105031216
NDC分類 126.9
基本件名 インド哲学
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0105031216

内容

インド思想が説く平和をめざす新原理

9歳でジャイナ教の修行僧、ガンジー思想にも共鳴し、8000マイルの平和巡礼を行ったインド生まれの思想家は、自然に対する愛を強調した独自の平和の思想を提唱する。デカルト以降、近代の二元論的世界観は対立を助長した。分離する哲学から関係をみる哲学へ。暴力から非暴力へ。思いやりに満ちた心の大切さを力説し、地球は1つと、相互関係・共生関係に基づく平和への新しい展望を示す。

私が目撃したツイン・タワーへの攻撃のような悲劇や、軍備拡張競争、環境悪化、社会的不公正などの国際的葛藤は、デカルト的懐疑、二元論、個人主義、その他すべての「何々主義」に根ざしている。(それに対し、)私は、サンスクリットの格言「ソーハム」に要約される、新たな世界観を持っている。この格言は私のマントラになった。これは二元論ではなく、分割されない関係を表すマントラである。――<本書「はじめに」より>

目次