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ポストモダン・バーセルミ~「小説」というものの魔法について~ 

三浦 玲一  著

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価格 \4,400(税込)         
発行年月 2005年10月
出版社/提供元
彩流社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 476p
大きさ 20
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784779111242
商品コード 0105098389
NDC分類 930.278
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0105098389

著者紹介

三浦 玲一(著者):一橋大学 言語社会研究科 助教授。

共編著に『文化アイデンティティの行方— 一橋大学 言語社会研究科 国際シンポジウムの記録』(恒川邦夫、古澤ゆう子、坂井洋史、鵜飼哲、三浦玲一、中井亜佐子、武村知子編 彩流社 2004年)、
『からだはどこにある?ポップカルチャーにおける身体』(日比野啓、村山勝敏、三浦玲一、吉原ゆかり編 彩流社 2004年)

翻訳書に ドナルド・バーセルミ 『パラダイス』 (彩流社、1990年)

論文に『クリア理論はポストモダニズムか?— Donald Barthelme の小説技法について—』 (「言語文化論集」 第22巻、第2号 2001年)
『When a Story is Over—ハイパーテキストとポスト構造主義—』(「言語文化情報の電子化とインタネット」1996年)
『既存イメージを通じてのパロディ—Donald Barthelme の The Dead Father—』 (「紀要」聖路加看護大学 第19号、pp.37-46 1993年)…

内容

『ニューヨーカー』を中心に活躍し、破天荒なパロディとポップで断片化された形式と特徴で熱烈でカルト的な人気を誇った作家ドナルド・バーセルミ。彼のアメリカ・ポストモダン小説における最も実験的な作品を手がかりに、現代とポストモダニズムの交点での文学のあり方を探る。ジャック・ラカン、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダといったポスト構造主義者の論考と、ジャン・ボードリヤール、フレドリック・ジェイムソン、アントニオ・ネグリらのポストモダニズム論を踏まえた、アメリカ文学研究者によるドナルド・バーセルミ論。
バーセルミ邦訳著作…『パラダイス』(1990/12 彩流社)『口に出せない習慣、不自然な行為』(1994/05 彩流社)『哀しみ』(1998/10 彩流社) 『罪深き愉しみ』(1995/04 彩流社)『アマチュアたち』(1998/10 彩流社)『シティ・ライフ』(1995/11 白水社) 『死父』(1978/11 集英社)『雪白姫』(白水Uブックス 1995/08 白水社)『雪白姫』(1990/07 白水社)『王』(1995/10 白水社)『帰れ、カリガリ博士』(1980 国書刊行会)

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