木簡による日本語書記史
犬飼 隆 著
内容
目次
前書き・年表序論●木簡が日本語史研究にもたらすもの本論●第一章 日本語史資料としての7世紀木簡第二章 森ノ内遺跡出土手紙木簡の書記様態 一 森ノ内木簡の字訓の性格 二.壬申誓記石と森ノ内木簡の空格第三章 木簡上の日本語 一 木簡の「ひとつひとつ」「ひとりひとり」 二 人名「あしへ」と集団を指す「つら」第四章 地方中心地における漢字の受容 第五章 大宝二年戸籍と木簡 一 御野国戸籍の文字言語史上の位置 二.「枚」と「牧」の通用 第六章 万葉仮名「皮」 第七章 古事記と木簡の漢字使用第八章 「歌」の習書木簡 律令官人が「難波津の歌」を書いた理由後書き・索引