宗田貴行 　著

内容

目次

はしがき 問題の所在 <b>第1章　差止訴訟法制定</b> 一　消費者保護法規の範囲拡大 二　営業利益促進団体訴訟の「同一市場」要件 三　消費者団体訴訟の要件の厳格化 四　団体の発信者情報請求権の導入 五　仮処分の要件 <b>第2章　法律相談法上の消費者団体訴訟</b> 一　問題の所在 二　法律相談法の概要 三　消費者センターに関する規定の導入 四　法律相談法2001年改正 五　法律相談法に基づく消費者団体訴訟の事例 六　検討 <b>第3章　不正競争防止法（UWG）2004年大改正</b> 一　問題の所在 二　UWG大改正の主要論点 <b>第4章　不正競争防止法（UWG）への利益剥奪請求権の導入</b> 一　問題の所在 二　UWG大改正担当官案9条 三　UWG大改正連邦政府案10条 四　各委員会による助言及び連邦参議院による意見表明 五　連邦政府の意見表明 六　法律委員会における有識者ヒアリング 七　UWG大改正修正案・UWG新10条 八　検討 九　結語 <b>第5章　競争制限防止法（GWB）上の団体訴訟法制度の展開</b> 一　問題の所在 二　GWB立法過程及びかつての支配的見解 三　集団の利益説 四　支配的見解 五　1980年GWB第4次改正 六　判例 七　公の利益説 八　1998年GWB第6次改正及び改正後の見解 九　検討 <b>第6章　競争制限防止法（GWB）上の団体訴訟の判例分析</b> 一　はじめに 二　事例の研究 三　検討 四　結語 <b>第7章　書籍価格拘束法制定及び競争制限防止法（GWB）15条改正</b> 一　書籍価格拘束法制定及びGWB15条改正前史 二　GWB15条改正 三　書籍価格拘束法の主要条文の紹介及び検討 四　書籍価格拘束法制定及びGWB15条改正の意義 <b>第8章　不正競争克服センターの近時の活動状況</b> 一　問題の所在 二　不正競争克服センターの近時の活動状況 三　検討 <b>第9章　団体訴訟の新たな展開とその機能</b> 一　団体訴訟の新たな展開ーー理論構成を中心として 二　団体訴訟の機能 <b>第10章　検討ーー我が国への消費者団体訴訟制度の導入</b> 一　問題の所在 二　団体の請求権の理論構成 三　団体の適格要件 四　結語 巻末資料　ドイツの団体訴訟に関する主要邦語文献一覧