意識と無意識~臨床の現場から~
内容
目次
序章 「意識の場」について 氏原 寛/第一章 この生きた現在(Here and Now)と無意識 小川豊昭/第二章 「無意識」 の発展とパーソナリティ構造論 神谷栄治/第三章 こころの病 ・ 夢に顕現する意識 ・ 無意識の現れ 横山 博/第四章 夢にみる意識と無意識 渡辺雄三/第五章 こころを砕くこと――無意識の排出と治療者のもの想い 松木邦裕/第六章 意識・無意識から心理臨床の知を考える――主に臨床イメージ体験をみつめる観点から 藤原勝紀/第七章 誰にとっての意識と無意識なのか 鈴木 龍/第八章 少し視点の違う「意識」と「無意識」――人の日常の中にみられる「わがままなさま」と「何気ないさま」 吉川 悟/第九章 つながること、つなげること――関係論から見た意識と無意識 横井公一/第十章 心理療法における「意識」 の使い方 プロセス指向心理学の立場から 藤見幸雄/第十一章 ライトでポップでスキルフルな解離について 高石浩一/終章 昨今の青年期病像にみる意識と無意識 成田善弘