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モダニズムとハーレム・ルネッサンス~黒人文化とアメリカ~ 

ヒューストン・A・ベイカー・ジュニア  著

小林 憲二  翻訳
 品切
   
価格 \2,200(税込)         
発行年月 2006年04月
出版社/提供元
未来社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 208,5p
大きさ 19
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784624111939
商品コード 0106030430
NDC分類 316.853
基本件名 黒人-歴史
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0106030430

内容

アメリカ黒人の芸術家や知識人が小説・詩・音楽・絵画などさまざまな文化表象の分野でおおいに活躍した1920年代のハーレム・ルネッサンスから、アメリカ黒人文化の原風景を遡る。「ミンストレル・ショー」やブルースについて縦横に論じつつ、随所に自伝的要素ももりこみながら「もうひとつのアメリカ文化史」を描き出す。ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニアとならぶ黒人研究者・文学理論家の日本初訳。

目次

序 黒人文化をめぐる「モダン」の規準
第1章 白人中心主義を超える可能性
第2章 ハーレム・ルネッサンスは「失敗」だったか?
第3章 ミンストレル・ショー――仮面に宿る精神
第4章 『奴隷から身を興して』――形式の修得
第5章 『おれたちは仮面をかぶる』対『女まじない師』
第6章 戦略としての「形式の修得」と「修得の変形」
第7章 キャリバンから『黒人のたましい』へ
第8章 『新しいニグロ』――民族的な自己表現
第9章 ハーレム――アフリカ的世界共同体の中心地
第10章 ハーレム・ルネッサンスを超えて文芸復興主義へ
第11章 ブルース的地勢図がもたらす救済の音色


訳者あとがき
索引

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