内容
感覚統合に関する学術的な情報を集大成した本邦唯一の書。
感覚統合障害に関する理論研究や治療的介入の方法、評価と臨床的理由づけまでもが網羅。各章ともこの分野における著名な学者や実践家によって執筆されており、感覚統合障害の概念の創始者であるエアーズ博士亡き後の感覚統合理論の展開を踏まえ、その神経生理学的基礎から臨床的な応用まで、丁寧な解説が加えられている。
さらに、学校での治療的介入の生かし方や作業理論との関係、他の実践的理論や技法との関係など、米国における臨床実践が具体的に紹介。
子どもの臨床に携わるセラピストのみならず、子どもの発達に興味をもつすべての人に、感覚統合に関するバイブルとして手元に置いてもらいたい一冊。