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ソーシャルブレインズ入門~〈社会脳〉って何だろう~(講談社現代新書) 

藤井 直敬  著

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価格 \814(税込)         
発行年月 2010年02月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 226p
大きさ 18
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般
ISBN 9784062880398
商品コード 0110009413
NDC分類 491.371
基本件名
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2010年03月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110009413

内容

-内容紹介-
「ソーシャルブレインズ」は、「社会脳」と訳される、いまもっとも注目のキーワードです。
世の中には、人の数だけ脳があります。複数の脳がやりとりをすることで、人間関係や社会はなりたっています。見方を変えれば、脳は、そのような、他者との関係や社会の中で、初めてその機能を理解できるものです。
「ソーシャルブレインズ」とは、そんな「人間関係や社会に組み込まれた状態の脳の機能」のことです。「空気を読んだり、がまんしたり、人とつきあう」脳の機能です。
これは、専門家でなくても自然に理解できる考え方です。しかし、これまでの脳科学では、ソーシャルブレインズに着目した研究を行おうとしても、技術的な「研究の壁」に阻まれていました。
この壁を破りつつあるのが、著者の藤井直敬氏です。斬新な実験方法の開発を行うと同時に、「脳も社会も、ハブを持つネットワーク構造であり、共通したアプローチで理解できるもの」という考え方から、この新しい分野を切りひらきつつあります。
本書は、そんな著者の描いた「ソーシャルブレインズ研究の俯瞰図」であり「脳科学者が何を考えながら研究しているかを率直に綴ったノート」でもあります。やわらかな感性と冴えた知性、そして、毎日出版文化賞(前著『つながる脳』NTT出版)を受賞した魅力的な文章で語る、「新しい脳科学の時代」を告げる入門書です。

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