日本人の知性<1> 亀井勝一郎
内容
目次
二十世紀日本人の可能性(序説 非寛容の美徳 革命家の倫理 熟練者 大都会における知的英雄 人間教育の技術 東洋への回帰) 現代文学にあらはれた知識人の肖像(内海文三-二葉亭四迷「浮雲」 間貫一-尾崎紅葉「金色夜叉」 長井代助-夏目漱石「それから」 岸本捨吉-島崎藤村「新生」 時任謙作-志賀直哉「暗夜行路」 矢代耕一郎-横光利一「旅愁」 杉野駿作-島木健作「生活の探求」 鳴海仙吉-伊藤整「鳴海仙吉」 佐々伸子-宮本百合子「道標」 大庭葉蔵-太宰治「人間失格」) 私の美術遍歴(廃墟-礎石をめぐって 観音菩薩像 北斎漫画 伊太利紀行 ミレーの祈り 美術と文学)