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啓蒙・革命・ロマン主義~近代ドイツ政治思想の起源1790-1800年~(叢書・ウニベルシタス) 

フレデリック・C.バイザー  著

杉田 孝夫  翻訳
 品切
   
価格 \9,130(税込)         
発行年月 2010年03月
出版社/提供元
法政大学出版局
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 729,13p
大きさ 20
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784588009327
商品コード 0110010419
NDC分類 311.234
基本件名 政治思想-ドイツ
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2010年04月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110010419

著者紹介

フレデリック・C.バイザー(著者):1949年に生まれる.オックスフォード大学でチャールズ・テイラーの指導のもとに,ヘーゲル『精神現象学』の起源に関する博士論文『現象学の精神』(The Spirit of the Phenomenology, 1981)により学位を得た.1991年からインディアナ大学哲学助教授,2001年からはシラキューズ大学で哲学教授を務める.本書のほか,『理性の運命』(The Fate of Reason, 1987),『理性の主権』(The Sovereignty of Reason, 1996),『ドイツ観念論』(German Idealism, 2002, 2008),『ロマン的規範』(The Romantic Imperative, 2003),『哲学者としてのシラー』(Schiller as Philosopher, 2005),『ヘーゲル』(Hegel, 2005)の著書がある.
杉田 孝夫(翻訳):1951年岩手県に生まれる.山形大学人文学部卒業.東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了.東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学.現在,お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授.専攻:西洋政治思想史・比較家族思想史・政治理論(生活政治学).著書(共著)に,『現代世界と国民国家の将来』(御茶の水書房,1990年),『高学歴時代の女性──大学からのメッセージ』(有斐閣,1996年),訳書(共訳)に,C. A.リーズ『政治の世界──理論・思想・制度・国際』(御茶の水書房,1987年),Q.スキナー『思想史とはなにか──意味とコンテクスト』(岩波書店,1990年,1999年),『フィヒテ全集 第6巻 自然法論』(晢書房,1995年),『同 第21巻 社会哲学講義』(同,2009年),その他がある.

内容

分析の対象をフランス革命後の10年間に絞り、革命によってドイツの啓蒙主義者がそれ以前に共有していた思想的なコンセンサスを失い、いかに分裂と緊張の中に置かれることになったか、その分裂と緊張の中で、1800年以後のさまざまな思想がいかにして芽生えたのかを考察する。13人の思想家をとりあげ、その言説を分析しつつ、同時代の争点とその思想的文脈に内在する時代精神を描いた大著。〔哲学・政治思想〕