自由への問い<6> 労働
内容
目次
対論 働くことの自由と制度 1 考察 「働くこと」の二極化と自由(現代の"労働・仕事・活動"-ハンナ・アレントの余白から 戦後日本における「会社からの自由」の両義性-「自由放任主義」「新自由主義」との相違を中心に 「正社員」体制の制度論) 2 問題状況 観念と制度の歴史的形成(仕事と価値と運動と-一八二〇年代におけるもうひとつの抽象的労働 労働における自由とジェンダー-性秩序の新しい構想のために 就職空間の成立) 3 構想 現代的な「働くこと」の現場から(コンビニエンス・ストアの自律と管理 ケア労働の組織-今後のあり方を考える 学校に行かない子ども・働かない若者には「社会性」がないのか)