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中原中也の手紙(講談社文芸文庫) 

安原 喜弘  著

 品切
   
価格 \1,430(税込)         
発行年月 2010年04月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 253p
大きさ 16
ジャンル 和書/人文科学/文学
ISBN 9784062900843
商品コード 0110026066
NDC分類 911.52
個人件名 中原 中也
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2010年05月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110026066

内容

若き日の手紙に遺された稀有なる友情の証!

中原中也を取り巻く青春群像の中で例外的に安定した温かい交友を持続させた安原喜弘。その手元に遺った100通は、現存する最多の中也書簡である。同人誌を共に立ち上げ、詩集『山羊の歌』出版のために献身、小林秀雄、大岡昇平、富永太郎等すべての仲間が中也と諍い去って行った後も、傍らに寄り添い、傷ましい魂の遍歴を見守りつづけた。中也の書簡と自身の回想で織りなす稀有なる友情の証。

秋山駿
手紙、手紙を書くということが、こんなに大切なものだったとは。1日、1日ずつが心の戦いの場であるような詩人にとっては、1日を乗り越えるために、大袈裟に言えば、1日を生き延びるために、手紙を書くことがある。(略)この本が明らかにしてくれるのは、「友」の物語である。こんなに深い「友」の存在があり、友との交流をこんなに深く描いたもの、というと、他にあまり類例がないのではないか。――<「群像」より>

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