京都学を楽しむ~古都をめぐる33の講座~
知恵の会 著
内容
目次
1 自然(樹木-京の「杉」誌 水辺-『今昔物語集』にみるもうひとつの竜宮譚 山-「みやび」の周縁装置として 池-その異界性を探る 京野菜-漬物文化を中心に 四季-『徒然草』の季節観) 2 文化(物語-都語りの生成と展開 祭-京都の祭礼 庭-自然を造る京文化 焼き物-日本文化のカタチ 通り-四条通を北へ南へ、京を歩く 京ことば-『かたこと』の戒め 遊び-百人一首を手がかりに) 3 信仰(禊ぎ-清めと再生 御霊-呪詛・怨霊・魔界の都 布教-京都にやってきた一遍 仏教-法然・親鸞の荼毘所と墓所 仏像-誕生と大和・山城へ伝来の道 墓・葬送-天上・大地への願い 社叢-鳥居と狛犬) 4 学芸(歌道-京の和歌文化の世界 華道-飾る・供える伝統と革新 茶道-古田織部の生き方 学問-京で学んだ本居宣長・富士谷成章・本居春庭 芝居-「花子」(狂言の女)を求めて 観光学-博覧会を通した、京都の観光振興) 5 衣食住(京気質-いわゆる"ぶぶ漬け"の真相 酒-醸造の歴史と京都 商い-販女に彩られた京の町 おかず(副食)-京都を食べる・ことばで食べる 織物-"きもの映画"の中の京都 家-長明のあらましの「方丈の庵」をめぐって 京菓子-銘菓の由来・伝承)