生殖医療と刑法(医事刑法研究)
甲斐 克則 著
内容
目次
先端医療技術をめぐる生命倫理・法と「人間の尊厳」-生命の発生の周辺を中心として 「出産するからだ」を法律はどのように支えてきたか イギリスにおける生殖医療と刑事規制の動向-『ウォーノック委員会報告書』(1984年)を素材として イギリスにおける生殖医療の規制に関する1990年法について 生殖医療技術の(刑事)規制モデル 体外受精の意義と法的諸問題 生殖技術と法的規制の必要性-刑法の立場から 「未出生の人の生命」保護と刑法-日本刑法学会(1998年)ワークショップから 刑法的観点からみた多胎滅数術-法と倫理の葛藤・ジレンマの一側面 クローン技術の応用と刑事規制 ヒト・クローン技術等規制法について ヒト受精胚・ES細胞・ヒト細胞の取扱いと刑法 イギリスにおけるヒト胚研究の規制の動向 生殖補助医療と刑事規制の行方