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市川崑のタイポグラフィ~「犬神家の一族」の明朝体研究~ 

小谷充  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,750(税込)         
発行年月 2010年07月
出版社/提供元
水曜社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 238p
大きさ 21
ジャンル 和書/人文科学/芸術
ISBN 9784880652405
商品コード 0110052939
NDC分類 727.8
基本件名 レタリング
個人件名 市川 崑
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2010年08月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2010/09/26
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110052939

著者紹介

小谷充(著者):1968(昭和43)年、岡山県生まれ。島根大学大学院教育学研究科准教授。
筑波大学大学院芸術研究科修了後、雑誌のデザインを主とする制作会社に勤務。
のちにコンピュータ初心者向け雑誌のデザインを中心に出版物のフォーマット設計を担当。
NEC社製コンピュータ解説書「活用ブック」(日本マニュアルコンテスト2004優良賞)のデザイン
ほか、
「第六回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2000(富山県立近代美術館)」
「大地の芸術祭─越後妻有アートトリエンナーレ2003(新潟県)」への出品など。

内容

エヴァも、任三郎も、はじまりは犬神家だった。
図版点数150点、映像画面225コマ
ヴィジュアル資料をもとに検証する
市川明朝、初の研究書。

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」
ドラマ「古畑任三郎」
CM「資生堂TSUBAKI」など
後世の映像領域に多大な影響を与えた映画「犬神家の一族」の明朝体表現。
その手法はテロップ表現の古典的スタイルになろうとしているのに、
映画評論、デザイン評論の両分野で詳細が語られることはほとんどなかった。
あの、L字型配置の特太巨大な明朝体が指し示すものは何か。
コンセプト、技術、歴史、さらに社会的背景が解きほぐされ、
タイポグラフィの深みが今、たちあらわれる。

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