美観都市パリ~18の景観を読み解く~
和田 幸信 著
内容
目次
エッフェル塔-軸線の美学が生んだ造形 サクレクール寺院という異端-エッフェル塔のライバルは嫌われ者 シャトレとサン・ルイ島-パリにもあった直交する空間 ヴォージュ広場-パリにおける景観の誕生 ポン・ヌフとドーフィンヌ広場-アンリ四世によるシテ島の美化計画 ヴィクトワール広場とヴァンドーム広場-フランス式広場の完成 コンコルド広場という空き地-パリの中心は空洞だった ブールヴァールという並木道-都市壁がパリに遺したもの 取り壊しによりできた街-太陽、緑、空間を求めて ラヴォアジェがパリに遺したもの-入市税を徴収するための都市壁 要塞化した建物-コンシェルジュリーとサン・ジェルマン・デ・プレ教会 ドーム礼賛-広場から見るか、軸線上から見るか パンテオンろマドレーヌ教会-革命に翻弄された二つのモニュメント マルローが救ったマレ地区-パリと歴史的環境の保存 美観整備-ルソーの失望から世界の首都へ 大統領の美観整備-王と皇帝の夢は今も続く コンクリートのない街-パリにはない建築材料 石の芸術vs鉄の技術-鉄はいかにして建築として認められたか