KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

連帯の哲学<1> フランス社会連帯主義 

重田 園江  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間 
価格 \3,520(税込)         
発行年月 2010年10月
出版社/提供元
勁草書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 255,27p
大きさ 20
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784326351541
商品コード 0110089424
NDC分類 361.1
基本件名 社会哲学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2010年12月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110089424

著者紹介

重田 園江(著者):重田 園江(おもだ そのえ)
1968年兵庫県西宮市生まれ. 早稲田大学政治経済学部卒業, 日本開発銀行を経て, 東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得. 現在は明治大学政治経済学部教授. 専門分野は政治思想史, 現代思想. 著作に『フーコーの穴――統計学と統治の現代』(木鐸社, 2003年), 『連帯の哲学Ⅰ――フランス社会連帯主義』(勁草書房, 2010年), 『ミシェル・フーコー――近代を裏から読む』(ちくま新書, 2011年), 『社会契約論――ホッブズ, ヒューム, ルソー, ロールズ』(ちくま新書, 2013年), 訳書にイアン・ハッキング『偶然を飼いならす――統計学と第二次科学革命』(共訳, 木鐸社, 1999年)ほか.

内容

究極のエゴイストでも聖人でもない人たちの、ありうる結びつきとは? 彼らに力を与え、「生きる術」となる連帯について考える。

連帯は、一方に国家の介入を拒否する自由放任主義、他方に革命を標榜する社会主義という深刻な社会分断の中で、自由と社会性の両立を目指す中庸を指す言葉として流行した。社会保障の理念的基礎となった連帯の思想は、実は20世紀福祉国家を再考するための視座をも提供する。思想誕生の現場に分け入り、その現代的意義を探る。

目次