中世の時と暦~ヨーロッパ史のなかの時間と数~
アルノ・ボルスト, 津山 拓也 著
内容
目次
古代ギリシアにおける神の時間、自然の時間、人間の時間 古代ローマにおける世界時間と救済史 中世初期における復活祭周期と定時課 七、八世紀における世界年代と人生の日々 九世紀における帝国暦と労働のリズム 中世盛期における猶予された瞬間の認識 一一、一二世紀における与えられた時間とその利用 一二、一三世紀における時間の分解と統一 中世後期における暦の混乱と管理 一四、一五世紀における機械時計と歩調の相違 近代初期における天界の機構と年代学 一八、一九世紀における時刻測定法と工業化 二〇世紀におけるコンピュータと原子年代 計算可能な時間と分配された時間