私は赤ちゃん(岩波新書 青版 C-136)
松田 道雄 著
内容
目次
Ⅰ 生まれて半年 産 院 やかましいのが一ばんきらい 乳がでない あせっちゃだめです わ が 家 ダンチ住宅 胎 毒 ホッペタのブツブツ 滲出性体質 注射は中止 パ パ 私とあそんで カッケ事件 吐乳と緑便 乳が足りない 粉乳を足す 乳ぎらい 個性をみとめてください 電 車 編み物はよして おばあちゃん 愛情過多 デパートと映画館 おもしろくない タンがきれない 鍛練が必要 マ マ 忠実な観察者 児童公園 赤ん坊の時間を 銭 湯 行儀のわるいお客たち 夜 泣 き (一) 夜間の授乳 夜 泣 き (二) 体重をはかること おしめカバー あついときはダメ あつい日 お乳をつめたく 遊 園 地 もうけ主義 離 乳 (一) むずかしい離乳献立 離 乳 (二) 甘党とから党 離 乳 (三) ありあわせで 離 乳 (四) 体重計をたよりに Ⅱ 誕生前後 腸 重 積 (一) 急におこる腹痛 腸 重 積 (二) 規則的な痛み 腸 重 積 (三) 早ければ手術せずに 目方が足りない さかんな生活力 健康優良児 デブは人生の目的でない おかゆがきらい それも性分 汽車旅行 赤ちゃんは無視 旅 館 子供づれは虐待 五十円玉をのむ ママの早業 夜 泣 き (三) パパがお相手 夜 泣 き (四) にがいくすり 夜 泣 き (五) チエのついた証拠 排泄のシツケ 反抗期 シモヤケ きついクツ下 ストーブ サクをつくろう 予防注射 白の恐怖 種 痘 腕にせねばなりません 生活のリズム 体質と家庭の事情 ツイラク 頭をうつとバカになるか 迷 い 子 小さな密出国者 幼児をもつ母の会 託児所がほしい ドライ・クラブ パートタイム・託児所 ヒキツケ ひとりでなおる はじめての熱 三日つづく チ エ 熱 突発疹 保 育 所 超過勤務 下痢がとまらない 感冒性下痢 注 射 役人のきめたとおりの治療 カンの虫 ママは無反応 夜のオッパイ 最大の愛撫 脳性小児マヒ 個人の力でどうもできない 誕 生 日 市民の幸福 む す び 育児過剰にならぬよう Ⅲ 一歳半まで 歩 行 器 ありがためいわく 動 物 園 あわれな動物 急に元気がない エキリかもしれない 自家中毒 子供のノイローゼ アメ療法 注射おことわり 自家中毒なおる 自然の力 おしっこがにごる ジンゾウエンか よいっぱりの朝ねぼう (一) スイミン薬 よいっぱりの朝ねぼう (二) それもまたよろしい うつむいてねる (一) ヘントウ腺肥大か うつむいてねる (二) 病気じゃあない ベッドでねなくなる いずこもおなじ 生活日課表 新しい保健婦さん 食事にひまがかかる 三十分で切り上げ 標準離乳表 おかみの指図はごめん 犬にかまれた (一) 犬を逃がすな 犬にかまれた (二) 狂犬でなければ大丈夫 疑 陽 性 (一) もう一度しらべる 疑 陽 性 (二) 三つの可能性 リンパ腺結核 (一) ノーマク炎の危険 リンパ腺結核 (二) 誤診だった 小児結核保養所 治療しながら勉強 土をたべる (一) 貧血のせいか 土をたべる (二) 自然への郷愁 近所のハシカ 予防注射を ハシカの予防注射 おそくなってはダメ ハシカは軽くすんだ もう一生かからない 私は歩ける 二階へあがる ゼンソク (一) 恐るべき光景 ゼンソク (二) 人工病 小児マヒ (一) はじめはカゼと同じ症状 小児マヒ (二) ソークワクチン おわかれ 子供と仲よしになりたい あとがき さくいん