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美と徳の観念の起原(近代美学双書) 

フランシス・ハチスン山田英彦  著

 品切
   
価格 \4,620(税込)         
発行年月 1983年10月
出版社/提供元
玉川大学出版部
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 289p
大きさ 22
ジャンル 和書
ISBN 9784472074813
商品コード 0183030113
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0183030113

内容

フランシス・ハチスンは18世紀スコットランド、グラスゴー大学の道徳哲学教授であり人格的魅力に色彩られた講義を通じて、哲学をスコラ的方法から解放し、同時に人間性の尊厳と自由の確信を大衆に拡め、イギリスにおける啓蒙主義の実をあげた。本書は美学史上初めての近代的論文といわれ、美と善の自律性の理論を構築したものとされる。また美と善の自律的判断能力に人間の尊厳性をみる思想としてカントに先駆するものであった。道徳哲学者としてのハチスンは「人間には善悪を区別する道徳感覚がある」として近代・市民社会形成期の一思想を代表した。