文学における変身(笠間選書)
内容
目次
言語における変身−子供はなぜ言葉を話せるようになるのか− 古川武史源氏物語における人物像変貌の問題−藤壺・女三宮・浮舟− 武原弘ドラマの不在・変身−『雁』を読む− 中野新治変身、物語の母型(マトリツクス)−漱石『こゝろ』管見− 浅野洋唐代伝奇に見える変身譚−「人虎伝」を中心として− 増子和男神の巫女−谷崎潤一郎〈松子サイクル〉の変身− 清水良典メタファーとしての変身−安部公房『砂の女』まで− 北川透イエスの変貌と悪霊に取りつかれた子の癒し 森田美千代トウェインにおける変身、或いは入れ替わりの物語 堤千佳子〈文学における変身〉とは−あとがきに代えて− 佐藤泰正〔佐藤/泰正/編(さとう/やすまさ)〕〔古川/武史/(ふるかわ/たけし)〕〔武原/弘/(たけはら/ひろし)〕〔中野/新治/(なかの/しんじ)〕〔浅野/洋/(あさの/ひろし)〕〔増子/和男/(ましこ/かずお)〕〔清水/良典/(しみず/よしのり)〕〔北川/透/(きたがわ/とおる)〕〔森田/美千代/(もりた/みちよ)〕〔堤千/佳子/(つつみ/ちかこ)〕〔佐藤/泰正/(さとう/やすまさ)〕