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日光東照宮の謎(講談社現代新書) 

高藤 晴俊  著

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価格 \946(税込)         
発行年月 1996年03月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 227p
大きさ 18
ジャンル 和書
ISBN 9784061492929
商品コード 0196054775
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0196054775

内容

絢爛豪華な日光東照宮は徳川家康を「神」と祀る。なぜ日光の地なのか。東照大権現とはいかなる神か。創建にまつわる謎と、彫刻群が伝える壮大なコスモロジーを解読。

江戸のほぼ真北――東照宮を江戸の真北に祀るということは、都城制における大内裏の位置を北端に設けるのと同様の意味があったのではないか。すなわち、久能山において神として再生された東照大権現が、江戸城の真北に遷座されることによって、その神格が「宇宙を主宰する神」と一体化されたことを意味しよう。つまり、東照大権現を「宇宙を主宰する神」へと昇華せしめるために、江戸城の真北に遷座しなければならなかったのである。これこそが、東照宮の日光遷座の最大の理由であったのである。――本書より

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