内容
子どもたちに「社会」の何を、どう教えるか。
一人立ちをしはじめた年代の子どもたちへの最良の助言。
本書は、13歳から年齢とともに増大する法律的権利と義務、消費者としての基礎知識、コミュ−ンの行政と住民の役割、社会保障制度とその内容が、豊富で生き生きとしたエピソ−ドを通して平明に解説されています。またそれだけでなく、いじめ、恋愛、セックス、結婚と離婚という人間関係についても取り上げています。そして、暴力と犯罪、アルコ−ルと麻薬、男女間の不平等、社会的弱者や経済的・社会的に恵まれない家庭の存在など、いわば社会の負の面も隠すことなく紹介しています。本書から私たち日本人は、子どもたちに「社会」の何を、どう教えるかについて、深く考える契機を与えられるでしょう。
皇太子さま激賞!
2005年2月23日(水)、皇太子さまは45歳の誕生日を迎えられての会見で、愛娘愛子様の子育てについて語られました。
その際、「最近非常に感銘を受けた」として朗読されたドロシー・ロー・ノルトの詩『子ども』が収録されています。