アイデンティティ/他者性(思考のフロンティア)
細見 和之 著
目次
はじめに Ⅰ アイデンティティの諸相 Ⅱ 記憶という他者,言語という他者 第 1 章 引き裂かれたアイデンティティ──プリーモ・レーヴィをめぐって── 1 悪い知らせを届けるカラス 2 レーヴィのアウシュヴィッツ体験 3 ダンテの『神曲』と「シェマー・イスラエル」 第 2 章 投壜通信のゆくえ──パウル・ツェランとプリーモ・レーヴィ── 第 3 章 他者の言語を生きるということ──金時鐘をめぐって── 1 クレメンタインの歌 2 金時鐘の表現゠文体にそくして 3 抒情の他者と他なる抒情 Ⅲ 基本文献案内 あとがき