KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

最新脳科学でわかった五感の驚異

ローレンス・D.ローゼンブラム  著

齋藤 慎子  翻訳
 品切
   
価格 \3,300(税込)         
発行年月 2011年02月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 416p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/基礎医学/生理学
ISBN 9784062164269
商品コード 1000182136
NDC分類 491.37
基本件名 感覚
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1000182136

著者紹介

ローレンス・D.ローゼンブラム(著者):ニューヨーク州立大学ビンガムトン校卒業後、コネチカット大学Ph.D取得。米国カリフォルニア大学リバーサイド校教授(心理学)。一般聴覚に関して『エコノミスト』ほかに寄稿している。

内容

脳はすばらしい!

あなたは、何を聴き、何を嗅ぎ、何を味わい、何に触れ、何を視ているのか?
そのとき、脳はどう働いているのか?
最新脳科学で旅する五感の世界。

マウンテンバイクを操り、信号音つきのボールを使って野球に興じる盲目の人たち。話している人の顔を触ることで話しの内容がわかる視聴覚障害者。名を伏せたワインでも産地と何年ものかがわかるソムリエ。釣り糸の感触で魚の種類、性別、年齢がわかるつりの達人……五感にまつわる彼らの驚異的な知覚能力を最新脳科学が解き明かす。

神経科学におけるここ二〇年あまりでもっとも重要な発見として、脳は経験によってそのしくみや編成が変わりうることがあげられる。この神経可塑性は、脳のしくみは大人になったらほとんど変わらない、と長い間考えてきた科学分野にとって予想外のすばらしいことだ。かつては特定の知覚機能だけを司ると考えられていた脳の領域が、異なる知覚機能をその感覚内でも別の感覚にまたがっても割り当て直す潜在能力があるのだ。(本文より)

目次