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折口信夫天皇論集(講談社文芸文庫)

折口 信夫  著

安藤 礼二  編
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価格 \1,540(税込)         
発行年月 2011年05月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 349p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/その他の宗教
ISBN 9784062901239
商品コード 1000759694
NDC分類 170.4
基本件名 神道
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2011年06月2週
書評掲載誌 毎日新聞 2016/07/03
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1000759694

内容

日本的な権威とはなにか? 折口学の新たな視座

日本人の宗教とはいかなるものか? また、神道とは日本人にとっての宗教なのか? 近代人として生きながら、自在に古代との間を往還する精神を持ちえた民俗学者が迫った日本的な政治や権力のあり方の本質とは――
『折口信夫文芸論集』編者安藤礼二によるオリジナル編集でうかびあがる、知の巨人・折口信夫の新たな姿。

安藤礼二
折口信夫は生涯、天皇という存在に取り憑かれていた。一体なぜ天皇だったのか。それは、折口信夫が民俗学者であると同時に国文学者だったからだ。しかも折口の国文学の起源は、近代のアカデミズムには存在していない。折口は自身のことを、江戸期の本居宣長、そして平田篤胤が異様な情熱とともに確立することを目指した「国学」に連なる最後の思想家として位置づけていた(柳田國男も同様である)。――<「解説」より>

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