ユーモア心理学ハンドブック
R.A.マーティン 著
内容
目次
日本語訳への序文 序文 第1章 ユーモアの心理学への招待 1節 ユーモアと笑いの普遍性 2節 ユーモアとは何か 3節 ユーモアの多様な形態 4節 ユーモアの心理学的機能 5節 ユーモアの歴史の概観 6節 ユーモアと心理学 7節 結論 第2章 理論と初期の研究Ⅰ 精神分析と優越理論 1節 精神分析理論 2節 優越/非難理論 第3章 理論と初期の研究Ⅱ 覚醒,不調和,そして反転理論 1節 覚醒理論 2節 不調和理論 3節 反転理論 4節 実証的研究 5節 結論 第4章 ユーモアの認知心理学 1節 ユーモア,不調和,そしてスキーマ 2節 ユーモアへの言語学的アプローチ 3節 ユーモアにおけるスキーマの研究に対する心理学的アプローチ 4節 会話上のユーモアの認知的プロセス:皮肉と嫌味 5節 ユーモアの認知への影響 6節 ユーモアへの計算論的アプローチ 7節 認知的遊びとしてのユーモア 8節 結論 第5章 ユーモアの社会心理学 1節 社会的なやりとりとしてのユーモア 2節 ユーモアの対人的機能 3節 からかい 4節 笑いの社会的側面 5節 ユーモア,社会的知覚および対人魅力 6節 ユーモアと説得 7節 ユーモア,態度および偏見 8節 ユーモアと親密な関係 9節 ユーモアとジェンダー 10節 結論 第6章 ユーモアと笑いの心理生物学 1節 笑いとは何か 2節 自律神経系および身体への愉悦の作用 3節 人間以外の動物の笑い 4節 病的な笑い 5節 笑いと脳 6節 くすぐり刺激による笑い 7節 ユーモアの認知過程の神経基盤 8節 ユーモアと笑いの進化理論 9節 結論 第7章 ユーモアセンスとパーソナリティとの関係 1節 ユーモアセンスとは 2節 ユーモア鑑賞に現れる個人差 3節 ユーモアセンスの自己評定による測度 4節 能力としてのユーモアセンス 5節 ユーモラスな振る舞いのスタイルとしてのユーモアセンス 6節 ユーモアセンスは何種類あるのか? 7節 プロのユーモリストのパーソナリティ特性 8節 結論 第8章 ユーモアの発達心理 1節 乳幼児期および児童期前期における微笑み(smiling)と声を伴う笑い (laughter) 2節 ユーモアと遊び 3節 ユーモアと認知発達 4節 情動的コーピングとしてのユーモア 5節 児童期におけるユーモアの対人関係についての側面 6節 子どものユーモアセンスの個人差 7節 ユーモアと加齢 8節 結論 第9章 ユーモアと精神的健康 1節 ユーモアと感情的ウェルビーイング 2節 ユーモア,ストレスそしてコーピング 3節 精神的健康におけるユーモアの対人関係の側面 4節 結論 第10章 ユーモアと身体的健康 1節 ユーモアと健康に関する通説 2節 ユーモアはどのように健康に影響を及ぼすか? 3節 ユーモアと免疫 4節 ユーモアと痛み 5節 ユーモアと血圧,心疾患 6節 ユーモアと疾病の徴候 7節 ユーモアと長寿 8節 結論 第11章 心理療法,教育,職場でのユーモアの活用 1節 心理療法とカウンセリングにおけるユーモア 2節 教育におけるユーモア 3節 職場におけるユーモア 4節 総合的考察 引用文献 事項索引 人名索引 監訳者あとがき