サイエド・アスカル・ムーサヴィー 　著

著者紹介

内容

目次

謝辞 　はじめに 序章　ハザーラ学へのアプローチ 　1　ホラーサーンか、アフガニスタンか 　2　タブーとしてのアフガン民族主義 　3　国民としてのアイデンティティーの危機 　4　新たなアプローチに向けて 第1章　ハザーラ人とは誰か 　1　ハザーラ人先住民理論 　2　ハザーラ人のモゴール人起源理論 　3　混合民族としてのハザーラ人理論 　4　批判と結論 　5　新しい展望 第2章　社会構造 　1　家族 　2　家系 　3　物理的構造と環境 　4　人口 　5　地理 第3章　文化と信仰 　1　宗教 　2　言語と芸術 第4章　社会・経済的関係と生産様式 　1　バルバル時代（紀元前三〇〇～紀元後七二四年） 　2　ホラーサーン時代（紀元後七二四～一八九〇年） 　3　現代（一八九〇～一九七八年） 　4　経済 　5　社会・経済的変化 第5章　一八九〇年代以降のハザーラ社会における社会・政治的変化 　1　ハザーラ人蜂起の原因 　2　ハザーラ人の蜂起（一八八八～九三年） 　3　蜂起が失敗した理由 　4　ハザーラ人蜂起失敗の結果 第6章　古い民族、新しい社会 　1　パキスタンのハザーラ人 　2　イランのハザーラ人――バルバリーまたはハーワリー 　3　中央アジアのハザーラ人 第7章　現代アフガニスタンにおけるハザーラ人 　1　ハザーラ人（一九一九～七八年） 　2　ハザーラ人に対する政治的抑圧（一九二九～七八年） 　3　社会的・経済的隔離 　4　文化的隔離 　5　カーブルのハザーラ人（一九二九～七八年） 第8章　一九八〇年代のハザーラ人 　1　ハザーラ人の社会的状況における変化――カーブルおよびその他の都市 　2　ハザーラ人の社会的状況における変化――ハザーラジャートおよび他のハザーラ人地域 　3　ハザーラ人の抵抗運動（一九七八～九〇年） 　4　政治的統合に向けて 　5　ハザーラ社会の変容 第9章　一九九〇年代のハザーラ人 　1　第一期（一九九〇～九五年） 　2　カーブル西部の抵抗戦（一九九二～九五年） 　3　第二期（一九九五～九七年） 　4　社会的・文化的発展 結語 　監訳者あとがき 　原注 　訳注 　参考文献 　語彙集 　補遺 　索引 　挿図一覧