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書評掲載

北緯43度の雪~もうひとつの中国とオリンピック~

河野 啓  著

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価格 \1,760(税込)         
発行年月 2012年01月
出版社/提供元
小学館
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 239p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/スポーツ・健康科学/スポーツ・健康科学
ISBN 9784093897402
商品コード 1008060610
NDC分類 784.3
基本件名 スキー
書評掲載誌 読売新聞 2012/02/05
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1008060610

著者紹介

河野 啓(著者):1963年愛媛県生まれ。北海道放送勤務。高校中退者を全国から受け入れる北星学園余市高校を長年継続取材。「学校とは何か?」で放送文化基金賞本賞。著書に「よみがえる高校」など。

内容

北緯43度の雪

1971年、大陸中国と「ふたつの中国問題」を巡り国連から脱退した台湾。総統・蒋介石は翌年の札幌オリンピックに8人のスキー選手を送る。この大会に「中華民国」の名を刻めば、中国に傾いている国際社会を再び引き戻せる。そう考えた蒋介石が急遽つくらせた、いわば形勢逆転の「最終兵器」だった。しかし、集められたメンバーの大半が雪さえ見たことのない未経験者。国家は彼らに告げる。「お前らに勝利を求めていない。とにかく滑った記録を残せ!」。そして、彼らは国家の使命を背負い、札幌の最大傾斜40度の急斜面に挑んでいく。札幌後――。政治に翻弄される人生はその後も続くことになる。オリンピックでの国家名称を巡り米国で裁判を起こす者。また中国に移り住み、北京オリンピックの聖火リレーを見ながら複雑な心境を吐露する者……。台湾という国が宿命のように背負い続けてきた苦難と激しい政治的抗争の爪痕。それはオリンピックの歴史にも刻まれていた。
札幌オリンピックから40年。初めて明らかにされる「南国スキーヤー」たちの、可笑しくも切なく、誇らしい、奮闘の記録。本作は第18回小学館ノンフィクション大賞を受賞した。


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