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翻訳のポイエーシス~他者の詩学~(ポイエーシス叢書 60)

湯浅博雄  著

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価格 \2,420(税込)         
発行年月 2012年02月
出版社/提供元
未来社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 229p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/翻訳論
ISBN 9784624932602
商品コード 1009086503
NDC分類 801.7
基本件名 翻訳
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2012年04月2週
書評掲載誌 中日新聞・東京新聞 2012/04/22
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1009086503

著者紹介

湯浅博雄(著者):湯浅博雄(ゆあさひろお)1947年生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒、同大学院博士課程、パリ第三大学博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。フランス思想・文学、言語態研究。著書に、『未知なるもの=他なるもの』(哲学書房)、『他者と共同体』『反復論序説』(未來社)、『ランボー論』(思潮社)、『聖なるものと〈永遠回帰〉』(ちくま学芸文庫)、『バタイユ』(講談社学術文庫)、『応答する呼びかけ』(未來社)ほか。

内容

ベンヤミンのテクスト「翻訳者の使命」を読み解くことを機軸に、翻訳とは〈他者との関係〉を考えるテーマと結びついていることとして、雑誌初出時に評判を呼んだ翻訳言語論をはじめ、バタイユが使う〈存在の連続性〉という言い回しによってなにが示唆されているのかを問うバタイユ論、またある時期のランボーのポエティックの実践的探究と「見者」の手紙のなかで展開された詩論とのあいだ
に、どのような関係やつながりがあるのかを考察するランボー論を所収。
目次
目次
・翻訳についての思索
・エロティシズムと〈存在の連続性〉をめぐって
・「錯乱II 言葉の錬金術」の詩学について――「見者の手紙」と  「言葉の錬金術」との関わりを中心に

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