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津波のまちに生きて

川島秀一  著

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価格 \1,980(税込)         
発行年月 2012年04月
出版社/提供元
冨山房インターナショナル
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 245p
大きさ 20cm
ジャンル 和書
ISBN 9784905194347
商品コード 1009506459
NDC分類 369.31
基本件名 津波
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2012年06月3週
書評掲載誌 読売新聞 2012/06/10、朝日新聞 2017/03/05
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1009506459

著者紹介

川島秀一(著者):1952年生まれ。宮城県気仙沼市出身。法政大学社会学部卒業。文学博士。東北大学付属図書館、気仙沼市史編纂室、リアス・アーク美術館等を経て、現在、神奈川大学特任教授。日本常民文化研究所研究員。著書に『ザシキワラシの見えるとき』『憑霊の民俗』『魚を狩る民俗』(以上、三弥井書店)、『魚撈伝承』『カツオ漁』『追込漁』(以上、法政大学出版局)、編著に山口弥一郎『津浪と村』(三弥井書店)などがある。

内容

気仙沼に生まれ、育ち、被災した民俗学者が、地震・津波の状況と三陸沿岸の生活文化を語る。人間と海との強いかかわりを探り、真の生命を取り留めえる「復興」を示す。

本書は、この度の震災だけでなく、震災以前の三陸沿岸の生活文化まで記録してある。…それは、ただ経済的な理由だけで一律的・物理的・効率的に復興を目ざすのではなく、その地域それぞれの地勢や風土、生活の特質に見合った復興の仕方を考えなければ、災害のないムラづくりなど構想できないからである。漁労文化を置き去りにした復興は、本当の復興には成り得ない。─「あとがき」より

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