著者紹介
フレデリック・マルテル(著者):フレデリック・マルテル(Frédéric Martel)
1967年生まれ.作家・ジャーナリスト.社会学博士.
フランス外務省,文化省に勤務し,ロカール前仏首相補佐官等を務めた後,2001~05年駐米フランス大使館文化担当官としてボストンに滞在.その間に執筆した『超大国アメリカの文化力』(岩波書店,2009)は2007年度アメリカ・フランス文学賞を受賞した.現在,パリ政治学院で教鞭をとるかたわら,書評・文化情報サイト(nonfiction.fr)を主宰し,ラジオ局フランス・キュルチュールではトーク番組のプロデューサー・司会を兼務.著書に『ピンクと黒』(1996),『ゲイの長い行進』(2002),『アメリカ演劇の衰退』(2006)など.最新刊は,『サルコジ流文化戦略を斬る』(2012).
林 はる芽(翻訳):林はる芽(はやし はるめ)
翻訳家.東京大学卒業後,リヨン第Ⅱ大学(フランス)文学部修士課程を経て,イーストアングリア大学(英国)で美術史学修士号を取得.公益社団法人企業メセナ協議会元プログラムディレクター.『ヨーロッパのメセナ』(欧州評議会/フランス文化・コミュニケーション編,企業メセナ協議会,1991),『グローバル化で文化はどうなる?』(EU・ジャパンフェスト日本委員会編,藤原書店,2003)で翻訳を担当したほか,『超大国アメリカの文化力』(岩波書店,2009)では共同監訳者.