ユーラシア世界<5> 国家と国際関係
内容
目次
総論 国家と国際関係 1 冷戦後の世界(ソ連邦の解体過程とその後-連邦内擬似国際関係から新しい国際関係へ グローバル・ユーラシア-新しい地政学の創造 ユーラシアの中のロシア=EU経済関係) 2 変容する"地域"(国と国際が溶解する空間としてのバルト地域-ヨーロッパ、バルト三国、ロシア 中央アジアにおける国際関係の誕生-カザフスタンの動向を事例に 構成共和国間分業から国際分業へ-現代ユーラシア諸国の経済問題ウズベキスタンの事例 環黒海地域における跨境政治-非承認国家の宗教と跨境マイノリティ) 3 歴史の視座から(二〇世紀初頭の極東国際関係-モンゴルの国家形成過程から 誰が冷戦の勝者なのか-中ソ対立と「インターキト」 中央ヨーロッパを思い出す-辺境からの離脱)