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【日本映画 全4巻】

Japanese Cinema(Critical Concepts in Media and Cultural Studies) H 1936 p. 14

Lee, Nikki J.Y., Stringer, Julian  編
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価格 特価  \209,540(税込)         
発行年月 2014年09月
出版社/提供元
Routledge
出版国 イギリス
言語 英語
媒体 冊子
装丁 hardcover
ページ数/巻数 1936 p.
ジャンル 洋書/人文科学/芸術/映像・ラジオ
ISBN 9780415530392
商品コード 1011743675
国件名
日本
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2014年12月
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1011743675

内容

日本における映画は、歴史的にみても世界の重要な映画産業のひとつであり、その作品は海を越えて影響を及ぼしています。黄金時代の1930年代、黒澤明、溝口健二、小津安二郎の1950年代、今村昌平、大島渚が新しい風を吹き込んだ1960年代、SFやアニメの現代といったように、日本映画は、芸術作品、そして産業としての映画の発展に大きく関わる監督やジャンルを生み出しました。こうした日本映画への言及は世界の映画の歴史や世界の現代映画を学ぶ際に欠かすことができません。
日本映画は映画研究の発展に寄与しており、その学際的な研究への関心も高まっているにも関わらず、日本映画に関する重要な論文を一同に集めた文献は今までにありませんでした。ラウトレッジ社のCritical Concepts in Media and Cultural Studies シリーズから新しく加わる本書はこうした状況を補うべく、日本映画の歴史と文化に関する優れた英語論文を収録しています。
本書は日本映画の研究を牽引する研究者2名によって編集され、100年にわたる日本映画史を多角的に概観し、製作、配給、映画批評、ファン、芸術作品として文化的地位などについて扱っています。また、初期映画、無声映画、戦争の時代、戦後の再生と政治不和、国際化とマルチメディアへの転換といった主な時代を取り上げるほか、日本映画の独自性、日本映画と社会・ハリウッド映画・その他の映画との関係、主要な映画作品や制作者に関する論考も収められており、映画研究、日本研究、アジア研究、文化研究など日本映画研究と関わりの深い様々な研究分野からの論文を収録しています。
総索引付きで、新たに執筆された序文では、日本映画研究の発展に向けてこれまでの概観を捉えています。

目次