内容
労働組合法を遵守することは、経営者にとっての最低限の責務であるだけでなく、よい経営のための要諦であって、経営者には労働組合法の基礎的な知識が欠かせません。本書は「経営者のための~」という書名ですが、書かれている内容は労働組合問題に悩む経営者のためのマニュアルではなく、法によって大きなパワーが与えられている労働組合と良好な関係を保ち、よい経営をしていくための一書です。労働委員会の公益委員として数々の事件を担当した著者が、労働組合と上手につき合っていくための基礎的知識、労働組合をめぐる法的ルールをわかりやすく解説。経営者のみならず、実務担当者にもおすすめします。