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土地の神話(小学館文庫 い7-3)

猪瀬 直樹  著

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価格 \785(税込)         
発行年月 2013年02月
出版社/提供元
小学館
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 443p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/理工学/土木工学/衛生・都市工学
ISBN 9784094088007
商品コード 1012211215
NDC分類 518.88
基本件名 田園都市
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1012211215

内容

田園調布のルーツと東京の近未来を読み解く

著者は都知事就任の25年前から、いまの東京ライフスタイルをつくった近代都市開発の起源を徹底的に調べ上げていた! 猪瀬流都市論の原点となった読み応えのある傑作。
都心に勤めるサラリーマンにとって、東急沿線の住宅地、とりわけ田園調布に一戸建てを持つ、というのが一つのステイタスだが、内実は、満員電車での苦痛な通勤でしかない。そもそものルーツはかの渋沢栄一の息子・秀雄がイギリスのガーデンシティーに魅せられて構想を立てた田園都市計画。しかしこの構想は、五島慶太を始めとする野心あふれる実業家によって欲望に満ちた不動産業へと変貌する。大学の誘致、住宅地と鉄道敷設を一体にした開発、在来私鉄の買収劇など東急王国はみるみる増殖、ロマンあふれる構想はもろくも挫折した。関東大震災後、東京という街がいかにしてでき上がっていたかを検証する『ミカドの肖像』の続編ともいえる近代日本論。

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