著作権法要説~実務と理論~ 第2版
松村 信夫, 三山 峻司 著
内容
目次
はしがき 本書の目的と利用方法 目 次 凡 例 参考文献 ■第1章 著作権法を学ぶにあたって〔松村・三山〕 第1節 著作権制度の意義 第2節 知的財産法としての著作権 第3節 著作権と公共の利益との調整 ■第2章 著作物―著作権の客体 第1節 著作物概念の意義〔松村〕 第2節 著作物の例示〔三山〕 第3節 特殊な著作物〔松村〕 ■第3章 著作権・著作者人格権 第1節 著作権の全体像〔三山〕 第2節 著作権を構成する支分権の概要〔松村〕 第3節 著作権の制限(自由利用)〔三山〕 第4節 著作者人格権〔松村〕 第5節 著作権の保護期間〔松村〕 第6節 保護期間の経過以外の著作権の消滅〔松村〕 ■第4章 権利主体としての著作者・著作権者〔三山〕 第1節 著作者・著作権者 第2節 職務著作物の著作者 第3節 映画の著作物の著作者・著作権者 ■第5章 著作物の利用と著作権の変動〔松村〕 第1節 著作権の譲渡および質入 第2節 著作物の利用 第3節 著作権の信託―管理型信託を中心として 第4節 著作権管理事業・集中管理制度 ■第6章 出版権〔松村〕 第1節 出版権の意義 第2節 出版権の設定・内容 第3節 出版権者の義務 第4節 その他の出版に関する契約 ■第7章 著作隣接権〔三山〕 第1節 著作隣接権の意義 第2節 著作隣接権の保護理由 第3節 実演家およびその権利 第4節 レコード製作者およびその権利 第5節 放送事業者およびその権利 第6節 有線放送事業者およびその権利 第7節 著作隣接権の権利の種類による整理 第8節 著作隣接権の保護要件・制限・保護期間 ■第8章 著作権の侵害と法的救済 第1節 著作権の侵害とは〔三山〕 第2節 民事上の救済〔松村〕 第3節 刑事処罰〔松村〕 判例索引 事項索引 巻末図版 ■Tea Time マージャー理論(merger doctrine) 「表現」と「アイデア」との区別 著作物の「公表」とは 創作性を考える視点 知的財産権の保護を受けない成果物の冒用と不法行為 オーバーライドの問題 「提供」と「提示」 「実名著作物」「変名著作物」「無名著作物」の相違 シェーン,カムバックせず 設定的移転説の背景 「プラーゲ旋風」とは 立場変われば見方も変わる 作品の幅と売上げは,実演家次第 通信と放送の融合 許諾を得ないで著作物を利用した場合の著作隣接権の成否