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翻訳論とは何か~翻訳が拓く新たな世紀~

早川 敦子  著

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価格 \3,080(税込)         
発行年月 2013年03月
出版社/提供元
彩流社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 272p,20p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/文芸批評・理論
ISBN 9784779118715
商品コード 1012552355
NDC分類 901
基本件名 翻訳文学
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2013年05月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1012552355

著者紹介

早川 敦子(著者):翻訳家/津田塾大学英文学科教授。
専門は20世紀から現代にいたる英語圏文学、翻訳論。

◉著書等:
『歴史との対話――十人の声』
(神宮輝夫、早川敦子 監修、近代文芸社、2002年)、
『〈終わり〉への遡行──ポストコロニアリズムの歴史と使命』
(共著、英宝社、2012年)、
『世界文学を継ぐ者たち――翻訳家の窓辺から』
(集英社新書、集英社、2012年)、
『吉永小百合、オックスフォード大学で原爆詩を読む』
(集英社新書、集英社、2012年)、
『子どもの本がつなぐ希望の世界――
     イェラ・レップマンの平和への願い』
(日本国際児童図書評議会40周年記念出版委員会 編、
 早川敦子・板東悠美子 監修、彩流社、2016年)ほか
◉訳書:
エリナー ファージョン
『想い出のエドワード・トマス――最後の4年間』
(早川敦子 訳、白水社、1993年)、<br…

内容

新しい研究領域として文化批評を活性化させてきた「翻訳論」は、
現在、どのような展開を遂げているのか──

言語は「他者」にどう関わるのか、「他者」と「主体」の問題に、
ポストコロニアル批評と翻訳学はどう関わってきたのか──
他の批評理論も絡めながら、多様な「翻訳論」を紹介し、モダニズム後の
言語文化と歴史意識が「翻訳論」とどのような相互関係にあるのかを読み解く。
さらに「歴史」の再読を「自己翻訳」として拓いたホロコーストの言説を取り上げ、
「世界文学」とは何かを提示する。

目次