著者紹介
北原 きよ子(著者):北原きよ子(キタハラ キヨコ)
1946年北海道後志郡余市町生まれ.母は両親ともにアイヌ,父は片親がアイヌ.日露戦争で日本領とされた南カラフトに住んでいたため,日本国民とされた.アイヌと言われるのは何故?との思いからアイヌの歴史を調べはじめ,今に至る.1980年,民族としての権利の確立や,アイヌ文化を学び,首都圏に住むアイヌ民族を知ってもらうことを目的とした関東ウタリ会の結成に参加,一時期会長を務めた.1983年,関東ウタリ会編『アイヌからの呼びかけ』刊行に関わる.